20代の転職、人間関係を面接で見極める6つの質問
会社の写真は楽しそう。でも、質問しにくかったらどうしよう。「雰囲気がいいですか」と聞く代わりに、最近あった具体的な場面を尋ねると、働く姿を想像しやすくなります。

人間関係は、若者の離職理由にも表れる
JILPTが2023年11月に実施した20〜34歳の非在学者へのWebモニター調査では、新卒就職正社員が初職を離れた理由として、人間関係、健康、賃金、労働時間・休日などが男女とも上位に挙がりました。特定企業の評価や、若者全員に当てはまる結果ではありません。
抽象的な言葉を、最近の事例に変える
「新人が最近した質問には、どんなものがありましたか」「ミスが起きたとき、最初に誰が何をしますか」「忙しい人への仕事の振り分けは、どう見直しますか」。答えの内容に加えて、具体例があるか、現場の人にも確認できるかを見ます。
相性を判断するための追加質問
「若手の提案で変わったことはありますか」「上司と意見が違うとき、どう話し合いますか」「入社後に戸惑う人が多い点は何ですか」も役立ちます。一度の受け答えで良し悪しを決めず、複数の社員の話や職場見学と照らし合わせましょう。曖昧だった点を残しておき、内定後に再確認することも大切です。
例:「仲がいい」を自分の条件に置き換える
例えば、前職では雑談に入りにくく、質問まで遠慮していた人なら、必要なのは飲み会の多さより「業務上の質問ができること」かもしれません。これは架空の例です。「質問はチャットと口頭のどちらが多いですか」「担当者が忙しいときの相談先はありますか」と、困った場面に沿って聞くと相性を考えやすくなります。
答えの上手さより、確かめられる材料を見る
具体的な説明があっても、それだけで入社後の安心が保証されるわけではありません。配属予定部署の話か、いつの出来事か、別の社員にも聞けるかを確認しましょう。分からない質問に「確認して連絡します」と答えてくれるかも一つの材料です。その場ですべて答えられないことを、すぐ悪い評価に変える必要はありません。
面接後は、事実・印象・未確認を分ける
メモを三つに区切り、「毎週15分の面談があると聞いた」は事実として受け取った説明、「話しやすそう」は自分の印象、「繁忙期も面談が続くか」は未確認に置きます。この数字は記録方法を示す架空の例です。印象だけを点数化せず、働くうえで重要な未確認事項を、次の面談や内定後の確認へ持ち越します。
1週間で、質問を自分の言葉にする
前半に困った経験を二つ振り返り、中盤に質問を三つ選びます。週末には企業紹介を読み、社長の言葉から追加で一問作りましょう。六つすべてを一度に聞く必要はありません。最も大事な二問を優先し、現場の話を聞ける機会へつなぎます。応募の前には、公式の募集職種と配属予定、働く条件も併せて確認してください。
ここから始めてみよう。
- 自分が働きやすい会話の場面を一つ思い出す
- その場面に近い質問を二つ選ぶ
- 面接後に「確認できたこと」と「まだ不明」を分ける
会社に、こう聞いてみる。
新人が困ったとき、直近ではどのように助け合いましたか?
この仕事に合わず、苦労しやすいのはどんな場面ですか?自分用の質問メモをつくる
よくある疑問
面接で会社の人間関係をどう確かめればよいですか?
編集部の提案は「雰囲気はよいですか」ではなく、新人の質問、ミスへの対応、繁忙時の助け合いなど、最近の具体例を聞くことです。一度の回答で断定せず、現場社員の話や見学とも照らしましょう。
この記事の根拠・参考資料
資料の事実をもとに、質問例や行動案は編集部が提案しています。
- JILPT:若年正社員のキャリア意識・離職理由 確認:2025-04-22掲載
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